ポケモンGOの回答詳細

p.p.pさん、こんばんは。

自分が真っ先に思いついたのはベロリンガです。正直、何から何までカビゴンと被っていて、カビゴンの劣化は避けられない印象です。

まず両者の能力を比較します。(最大CP-HP-攻撃-防御)
カビゴン　　3355-320-190-190
ベロリンガ　1322-180-108-137
見事なまでにカビゴンの劣化です。

通常技は両者ともにしたでなめる、しねんのずつきのいずれかです。カビゴンにタイプ一致の通常技がないのはバランス調整と考えれば納得ですが、どうしてベロリンガにまでタイプ一致の通常技がないのだろうか。原作のベロリンガが覚える技を調べてみたところ、たいあたりはたくひっかくでんこうせっかのようなノーマル技でポケモンgoでは通常技になっている技をまったく覚えないようです。

ゲージ技についてはカビゴンははかいこうせん、のしかかり、じしんから一つ、ベロリンガははかいこうせん、パワーウィップ、ふみつけから一つです。ベロリンガはパワーウィップでかろうじて差別化できそうな感じですが、このゲームでは弱点を突いてもそこまでダメージは大きくならないのと、ノーマル技の効きづらいタイプによく刺さるのはじしんの方(くさタイプの技はいわタイプの弱点を突けるが、じめんタイプだといわだけでなくはがねタイプの弱点も突ける。ついでに現環境唯一のゴーストタイプであるゲンガーにくさタイプはいまひとつに対しじめんは弱点)なので、差別化には微妙な気がします。gamewithのベロリンガのページにも、はかいこうせんでないと火力不足だからはかいこうせんの個体を厳選すべし、のようなことが書いてありました。これではカビゴンの劣化まっしぐらですね。

最大CPが1300ちょっとなんて下手すれば進化前ポケモンよりも低いし、たとえカビゴンがいなくてもベロリンガは使われていないだろうから「本来なら使えそうなのに使えないポケモン」という主旨からは外れますが、ベロリンガは現状かなり残念なポケモンといえるでしょう。