CP,HPの得点とトレーナーの評価の矛盾

CPの計算が攻撃力偏重だからです。 評価が低くてCPの高いポケモンは攻撃の個体値が高い傾向に、評価が高くてCPの低いポケモンは攻撃の個体値が低く、防御・HPの個体値が高い傾向にあります。 上の方のリンク先の情報はおおむね合っていますが、 ジム戦では、自分の攻撃力と相手の防御力でこちらの攻撃のダメージが、 自分の防御力と相手の攻撃力で相手の攻撃のダメージが決まって、HPが0になったら負けなので、 攻撃の頻度が多くなりがちな攻撃側では攻撃の個体値が高い方が若干(ほんとに少しです)有利です。

リンク先の回答者です。攻撃側では攻撃の回数が多いから攻撃力が重要、防衛側では攻撃を受ける回数が多いから防御力やＨＰが重要というのは、勝敗の観点からは、起こりがちな勘違いです。攻撃側、防衛側を問わず、攻撃力・防御力・ＨＰのいずれがn倍になっても死ぬまでに敵に与えられるダメージはn倍になります。例えば攻撃側のポケモンＡが攻撃を10回、防衛側のポケモンＢが攻撃を5回でちょうど相討ちとなる強さだったとします。ここからＡの攻撃力を2倍にすると、ダメージは2倍になり、Ａは死ぬまでにＢを2体倒せるようになります。防御力を2倍にすると、受けるダメージは半分になり、やはりＡは死ぬまでにＢを2体倒せるようになります。ＨＰを2倍にすると2倍の回数攻撃に耐えられるようになり、やはりＡは死ぬまでにＢを2体倒せるようになります。このように考えれば、攻撃回数が多い方は攻撃力を高めた方が強いということはないことがわかるでしょう。これは防衛側から考えても同じことです。ただし、勝敗とは別の観点で、上記の中では攻撃力を高めた場合のみ1体あたりの討伐時間が半分になっています。勝敗の観点からは3ステータスは等価でも、少しでも早く倒すという観点には攻撃力のみが影響します。