ポケモンGOの回答詳細

ポケモンの各ステータス（攻撃力・防御力・ＨＰ）は

（種族値＋個体値）×レベル係数
※レベル係数はCP係数やCP乗数などとも呼ばれる、全ポケモン共通でレベルごとに決まった数値

で計算されています。
CPもこうして計算された3ステータスをもとに計算されています。

カイリューの攻撃力の種族値は250、ブースターの攻撃力の種族値は238ですので、攻撃力の個体値がブースターの方が12高ければ同じレベルでの攻撃力は等しくなり、個体値が13以上ブースターの方が高ければブースターの方が攻撃力が高くなります。
攻撃力だけ見ればブースターはカイリューにかなり近い能力を持っていて、攻撃力は炎系で最強です。

しかし防御力・HPの種族値はカイリューは212・182、ブースターは178・130です。
個体値が最大の場合の基礎値（種族値＋個体値）はカイリュー227・197、ブースターは193・145です。
すると耐久力（防御力×HPで表現できます）はカイリュー44719、ブースターは27985となり、約1.598倍の開きがあります。
これは攻撃力が同じ場合、ステータス的には（技などの違いを排除して考えた場合は）カイリューの方が死ぬまでに1.598倍敵にダメージを与えられることを示しています。

同じように炎系のウインディと比べてみます。
種族値は230・180・180です。
個体値最大の基礎値は245・195・195です。
耐久力は195×195=38025です。
攻撃力は253/245≒1.03265倍ブースターの方が強いですが、耐久力は38025/27985≒1.35877倍ウインディの方が強いです。
総合すればウインディの方が、ステータス的には死ぬまでに1.35877/1.03265≒1.31581倍敵にダメージを与えられます。
ウインディはさらに通常攻撃のほのおのキバがブースターのひのこより優秀なので、実質的には攻撃力の差も埋めており、やはりブースターの方がいいという場面はないことになります。